大牟田の夏の風物詩「大蛇山まつり」7月20~28日に開催

 福岡県大牟田市の夏の風物詩「第62回おおむた大蛇山まつり」が7月20~28日に開かれる。主催する同まつり振興会(会長=関好孝市長)は、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの通常開催となった2023年に続き、30万人以上の人出を見込む。

 20、21日は、「港まつり」が三井港倶楽部や三池炭鉱三川坑跡で開かれる。大牟田文化会館では、25日にバレエ、民舞、ストリートダンスなどを披露する「舞台芸能の夕べ」、26日は「市民職場対抗歌合戦」がある。


新大牟田駅に展示されている実物大の大蛇山の模型

 大蛇の頭をかたどった全長約10メートルの山車「大蛇山」が、火煙を吐きながら登場するメイン行事は27、28日、同市中心部の「大正町おまつり広場」で行われる。27日夜は「大牟田祇園六山振興会」の6基の大蛇山が競演し、1万人の総踊りもある。28日夜は各地域の大蛇山が集結し、花火やお囃子(はやし)とともに観客らにアピールする。

 6月13日に開かれた振興会の総会では、物価や人件費の高騰で財政面が課題となっており、今後、魅力的な商品開発などで財源の確保に努めることを申し合わせた。


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