大牟田「大蛇山まつり」のTシャツ完成 存続に向け完売めざす

Tシャツをアピールする実行委員会のメンバーら

 福岡県大牟田市や大牟田商工会議所などでつくる「おおむた大蛇山まつり振興会」は、祭りをPRし、開催費用の一部に充てるため、公式Tシャツとポロシャツを作成した。

ゆめタウンなどで販売

 「大蛇山まつり」は大牟田最大の夏祭り。Tシャツなどの売り上げは、開催費用の半分ほどを占めるため、振興会の実行委員会は毎年、デザインを新しくして販売している。


大人用のTシャツ (提供:おおむた大蛇山まつり振興会)

 今年のTシャツは大人用が白と黒で、背中の部分に大蛇のイラストや「DAIJAYAMA」などの文字がプリントしてあり、税込み2500円。子ども用は同1250円。薄い青とピンクの2色で、アニメ風の大蛇が印刷してある。いずれも4月中旬から、大牟田観光プラザやゆめタウン大牟田などで販売する。まつりの公式サイトでも取り扱う。


㊧子ども用のTシャツ㊨ポロシャツ (提供:おおむた大蛇山まつり振興会)


 ポロシャツはネイビーのみ。同3500円で、5月11日まで予約を受け付け、6月初旬に渡す。

販売開始を1か月前倒し

 実行委によると、シャツは前回2024年、7000枚を販売したが、売れ残りも多かった。26年から市の補助がなくなるため、今年は1万枚を作り、販売開始を1か月早めて完売を目指す。補助金がなくても完売できれば、企業からの協賛金などを合わせると、来年以降も赤字にはならない見通しという。


昨年の大蛇山まつりの様子


 白石政隆実行委員長は「みなさんにシャツを買ってもらうことが大蛇山まつりの存続につながる。販売に協力を」と呼びかけている。

 問い合わせは、振興会事務局の市観光おもてなし課(0944-41-2750)へ。


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