【鹿児島】青学・原監督と垂水市がタッグ!指導者育成へ
鹿児島県垂水市は7月22日、青山学院大陸上部長距離部門の原晋監督が取締役を務める「アスリートキャリアセンター」(東京)と、スポーツの指導者育成などに関する包括連携協定を締結した。同センターが自治体と同様の協定を結ぶのは、全国で4例目だという。
「箱根駅伝の優勝で培ったノウハウ伝える」
同センターは、スポーツ選手のセカンドキャリア育成や講演活動などを手がける会社。協定は、地域で不足するスポーツ指導者の課題対応や、スポーツ合宿の誘致などによるまちづくりを目指すことを目的に締結された。
同日、同市での締結式に出席した原監督は「箱根駅伝の優勝などで培ったノウハウを地域の指導者らに伝えることで、子供たちにも東京の最先端の情報が伝わっていくものになる」と強調。尾脇雅弥市長は「原監督の経験豊富な知見を生かし、指導していただきたい」と期待を寄せていた。
今後、部活動の地域展開や指導者確保の制度構築のほか、管理栄養士による講演、栄養サポート指導などを行っていくという。
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