福岡県内のコロナ患者 9週連続で増加 手足口病も最多に

 福岡県は7月18日、県内198の医療機関から報告された新型コロナウイルスの患者数を公表した。8~14日の1医療機関あたりの患者数は前週比1.32倍の14.92人と、9週連続で増加。手足口病はこの5年で最多となっており、県は人の移動が増える夏休みを前に注意を呼びかけている。

夏休みは感染対策を心がけて

 定点の医療機関から報告されたコロナの患者数は2955人で、今年に入って最多となった。乳幼児を中心に口や手足に水疱(すいほう)ができる手足口病は前週比1.02倍の13.78人で、5週連続で警報レベルとなっている。

 がん感染症疾病対策課の石田浩二課長は「今後、夏休みなどで大人数で集まる機会も多くなる。感染拡大防止のため、手洗いや換気など基本的な感染対策を心がけてほしい」と話している。


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