コロナ禍の運動不足解消に 歩くほどお得が貯まる「ふくおか健康ポイントアプリ」
記事 INDEX
- 日々の歩数を簡単に記録
- ポイントでお得なサービス
- 市町村対抗ラリーも開始!
福岡県は、スマートフォンで歩数を簡単に記録できる「ふくおか健康ポイントアプリ」を配信しています。歩数などに応じてポイントが貯まり、飲食店などでサービスを受けられます。新型コロナウイルスの感染拡大で運動不足に陥る人も多い中、県は「健康づくりのきっかけとして、ぜひアプリを使ってほしい」と呼びかけています。
日々の歩数を簡単に記録
アプリは「ふくおか健康づくり県民運動」の一環として福岡県が開発し、昨年2月から配信を開始。今年7月末時点で約3万6000人が登録しています。
機能の中心は毎日の歩数の記録で、初期設定を終えれば、歩数計のように自動的に計測されます。一日の目標を設定でき、消費カロリーも表示されます。
体重や血圧、毎日の食事バランス、運動習慣といった健康記録もアプリに入力できます。記録を反映したグラフを見れば、これまでの体重・血圧の変化を一目で確認でき、体調の管理や計画的な健康づくりに役立ちます。
仲間と一緒に取り組んでモチベーションを高める仕掛けも。「ランキング」の項目では、住んでいる市町村などグループ単位で歩数の順位が示されます。職場や家族でグループをつくって競い合うことで、楽しみながら運動してもらう狙いです。
ポイントでお得なサービス
さらにアプリでは、運動や健康の記録などからポイントが蓄積されます。貯まったポイントをクーポンと交換して県内の協力店で提示すると、「コーヒー1杯サービス」「グッズプレゼント」など様々な特典が受けられます。福岡県によると、飲食店や雑貨店、運動施設など100か所(7月末現在)で利用できるそうです。
市町村対抗ラリーも開始!
9月1日~10月10日には、市町村対抗のウォーキングラリーが開催されます。アプリをダウンロードして初期設定が終わっていれば、エントリーは自動的に完了。▽登録者の期間中の平均歩数▽10月10日時点の人口1000人あたりの登録者数――の2部門で競い、各部門1位の市町村は11月に開催予定の「ふくおか健康づくり県民会議」総会で表彰されます。
ラリー開催に合わせ、9月1~30日に新規登録した人を対象に、抽選で地元の農林水産物などが当たるキャンペーンも実施します。県の担当者は「ウォーキングは健康づくりに重要。新型コロナの感染対策がとれる状況のもとで、ラリーを機会にできるだけ多く歩いてもらえれば」と話しています。