【大分】別府に新リゾート施設が開業! コテージや温浴

 貸会議室大手ティーケーピー(TKP、東京)が大分県別府市上人ヶ浜町の「上人ヶ浜公園」に整備したリゾート型複合施設「SHONIN PARK」が開業した。別府湾に臨む公園環境を生かしながらコテージ型宿泊施設や温浴施設などがあり、にぎわいの拠点を目指す。


開業した「SHONIN PARK」の砂湯

年間約50万人の利用見込む

 同社によると、全23室のコテージ型宿泊施設やレストランのほか、土産物店やスイーツ店などが並ぶショップエリアを整備。温浴施設は以前、園内にあった市営施設の2倍の最大48人が同時利用できる砂湯や大浴場を備えている。年間約50万人の利用を見込んでいる。

 公園の整備にあたり、市は民間資金を活用する「パークPFI」(公募設置管理制度)を活用し、2022年に同社を選定。昨春の開業予定だったが、公園内の松林の維持などを求める地元の声を受けて計画を見直したことから1年以上ずれ込んだ。

 開業日の7月24日、現地で記者会見した同社の河野貴輝社長は「地域の皆様とともに長く愛される場所にしたい」と述べ、長野恭紘市長は「市民、観光客にとって素晴らしい交流拠点が生まれた」と語った。


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