「古くて新しいもの展」 直方歳時館で2月26日まで開催
昭和時代の生活雑貨や民芸品などを現代風に作り替えた作品を紹介する「古くて新しいもの展」が2月15日、福岡県直方市新町の生涯学習施設「直方歳時館」で始まった。26日まで。
ちょっとしたアイデアで古い物が利活用できることを知ってもらおうと、地元で空き家再生などに取り組むグループ「リノベのまち門前」が企画。生前整理などで集まった品々を素材に、同グループのメンバー7人が制作した約30点を展示している。
展示品は、鮮やかな色彩でカラーリングした北海道の土産品の木彫り熊や、着物で座面を覆った椅子などさまざま。作り替える前の写真もあり、来場者が見比べたり、懐かしそうに手に取ったりしながら楽しんでいた。
来場した同市の会社員男性は「誰かの家に必ずあった物ばかりで面白い」と笑顔。同グループの広報担当・山田博揮さんは「古い物は素材が良い。少しの工夫でより良い品になることに気づいてほしい」と話した。
入場無料。開場時間は午前9時~午後5時(26日は午後3時)。17日休館。問い合わせは山田さん(090-5459-8490)へ。