福岡市は、国史跡の福岡城跡(中央区)の天守台に仮設構造物を設置して「天守閣」を浮かび上がらせる「春の天守閣ライトアップ」を3月7日に開始する。3月下旬から始まる「福岡城さくらまつり」に合わせて点灯する。
福岡城の新たな観光資源にしようと、2024年に続き2回目の実施。天守台上部に天守閣をイメージした金属パイプ製の仮設構造物(高さ約14メートル)を設置し、様々な色のライトで照らして「幻の天守閣」を浮かび上がらせる。
市によると、さくらまつり期間中は本丸エリアの入場が有料となる。天守台から桜の景色を楽しめるよう、天守台に上るための仮設の階段が設置される。
現地では現在、作業のため天守台の立ち入りが制限されている。ライトアップは午後6時~同10時、さくらまつりが終了するまで実施する。