どれだけ知っとーと? 「福岡検定」の受け付けがスタート!

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  • 若い世代の挑戦を歓迎
  • 四季の移ろいがテーマ
  • パソコンやスマホから

 福岡市の歴史や文化、観光などの知識を問う「福岡検定」が、2025年1月26日に実施されます。受験は主にオンラインで行い、全国どこからでも参加できます。今回から大学生以下の受験料が無料になるほか、合格の特典として「博多はじき」が新たに加わりました。申し込みは、団体(10人以上)が1月10日まで、個人が20日までです。

若い世代の挑戦を歓迎

 楽しみながら福岡に詳しくなってもらおうと、2014年に始まった“ご当地検定”です。市や福岡商工会議所などの主催で、「初級」(受験料2600円)と「中・上級」(同3600円)の二つに分けて試験を行います。


2024年度の「福岡検定」のチラシ


 例年400~500人が受験するそうで、博多ラーメンの麺の硬さに関するものや、地下鉄七隈線の延伸に関連する設問など、生活に身近なところからも出題されます。

 ”福岡通”を目指して多くの人が挑んできた検定ですが、若い世代にもっと参加してもらおうと今回から、市内に在住・通学する大学生以下の受験料を無料にしました。担当者は「地元に詳しくなって、郷土愛を深めてもらえたら」と期待しています。


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四季の移ろいがテーマ

 検定の全体テーマを毎回定めており、今回は「福岡市の四季の移ろい」です。市博物館監修の公式ブック「福岡博覧」(税込み1980円)、市観光情報サイト「よかなび」などが参考になる、イベント関連や時事ネタからも問題が出されます。

 出題数は初級が50問で、合格ラインは正解が7割以上。中・上級は80問で、中級が6割以上、上級が8割以上の正答で合格となります。


「福岡楽習塾」で挑戦できる問題の例

 検定のサイトでは過去の問題集が公開されているほか、ゲーム感覚で”模擬検定”に挑戦できる「福岡楽習塾」のコーナーもあります。

 福岡楽習塾では「歴史」「伝統・祭り」「食」「街並」「文化・スポーツ」の各ジャンルで、初級~上級の計150問が用意されています。子ども向けのコーナーも用意され、親子で楽しめます。

パソコンやスマホから

 検定は、インターネットで自宅のパソコンやスマホなどで受けられます。ネット環境が整っていない人には、筆記によるリアル会場を用意します。

 受験者の半数以上が合格した団体には「福岡おもてなし団体」の盾、個人には「福岡おもてなしマイスターバッジ」などが贈られます。


「博多はじき」のイメージ


 新特典の「博多はじき」は、合格者全員がもらえます。博多はじきは、筥崎宮の秋祭り「放生会(ほうじょうや)」で販売される縁起物。博多人形師のグループ「白彫会(はくちょうかい)」の職人が一つひとつ手作りした検定限定のデザインです。


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