カブスの今永昇太投手が「資さんうどん」アンバサダーに

 北九州発祥のうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」の初めての公式アンバサダー(広報大使)に、北九州市出身で米大リーグ・カブスの今永昇太投手が就任した。任期は3月26日から1年間。資さんファンを公言する今永投手は「私を育ててくれた資さんうどんとともに成長していきたい」とコメントしている。

北九州市出身の縁


東京ドームでの開幕戦を控え、キッチンカーで提供された肉ごぼ天うどんを楽しむ今永投手(3月13日、東京で)=資さん提供


 今永投手は北九州市の福岡県立北筑高から駒沢大を経て2016年、ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団。昨季、カブスに移籍して15勝と活躍し、今年3月に東京ドームで開かれたメジャー開幕戦では、第1戦で対戦相手のドジャース・山本由伸投手とともに先発してファンを魅了した。メジャー開幕戦で日本人先発同士の対戦は初だった。


 今永投手にとって資さんは「幼い頃から慣れ親しんだ。地元を離れると、いつも恋しくなる味」だ。開幕戦前に資さん側に東京でキッチンカーを出してもらい、看板メニューの「肉ごぼ天うどん」をチームメートらに振る舞ったことを機に、資さん側からアンバサダー就任を要請した。

「世界を目指す希望」

 資さんは24年に外食大手すかいらーくホールディングス傘下に入って関東にも進出している。資さんは「世界を舞台に活躍する今永投手は『世界の資さん』を目指す私たちにとって夢と希望を与えてくれる。今永投手とともに資さんうどんの魅力を発信していく」としている。


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