【山口】3色の105系が復活! JR西・宇部線など

3色カラーの105系車両を前に笑顔を見せる桑崎駅長

 JR西日本は、かつて山口県の宇部線などを走っていた3色カラーの105系車両(2両編成)を復活させた。当面の間、宇部線全線と小野田線、山陽線の一部を運行する。

 3色の105系は、白地にJR西日本のイメージカラーの青と広島県の宮島の紅葉をイメージした赤のラインが入ったデザイン。1987年の国鉄民営化に伴って宇部線などに導入され、2017年まで使われた。

 現在、105系は濃い黄色に塗装されているが、昨年、市制施行100周年を迎えた宇部市とJR西日本が協議して、3色カラーの車両の復活を決定。市民らに懐かしんでもらうことにしたという。

 市は「まちじゅうエヴァンゲリオン」第2弾のイベントで、宇部、小野田両線の駅を巡るスタンプラリーを実施しており、3色カラー車両の車内にもスタンプラリーをPRするポスターが掲示されている。

 7月下旬に報道陣向けの車両撮影会が宇部市の宇部新川駅で行われた。桑崎伸彦駅長は「宇部新川駅はエヴァンゲリオン関連で注目を浴びている。3色の車両を懐かしみながら多くの人に利用してもらいたい」と呼びかけた。


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