春日原駅に商業施設「レイリア」 西鉄が2026年1月開業

 西日本鉄道(福岡市)は7月23日、西鉄天神大牟田線の春日原駅(福岡県春日市)に、新たな商業施設「レイリア春日原」を2026年1月にオープンさせると発表した。テナントは、近隣住民や鉄道利用者が日常使いしやすいスーパーやカフェなどを計画中で、今後、詳細を詰める。

スーパーやカフェなど16店


「レイリア春日原」のイメージ図(画像はいずれも西日本鉄道提供)

 発表によると、レイリア春日原は、新駅舎の地上1、2階の延べ約6800平方メートルを活用。開発テーマは「My Cozy Oasis」(私の心地よいオアシス)で、スーパーを中心にカフェやコンビニ、生活雑貨、クリニックなど幅広い業態を誘致する方針だ。テナント数は16店を想定している。


共用通路のイメージ図

 同社の広報担当者は「生活に必要な品やサービスをそろえるのはもちろん、潤いのある日々を楽しめるオアシスを目指したい」としている。


日常使いできるテナントなどを誘致する方針

駅改札は7月27日から2階へ

 内装工事が完了した新駅舎は7月27日、改札を1階から2階に切り替える。翌28日には、春日市内の小学生が描いた絵をデザインしたタイル画が披露されるという。

 同駅は、天神大牟田線の雑餉隈(福岡市博多区)―下大利(大野城市)駅間で進む立体交差事業の一環で22年8月に高架化され、駅舎も新設。近隣人口の増加や福岡都市圏のベッドタウンとして注目されていることなどから、24年3月のダイヤ改正で特急停車駅となっている。


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