【大分】「うみたまご」のみで飼育のハセイルカがショーを初披露

見事なジャンプを見せるハセイルカ

 国内では大分市の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」のみで飼育されているハセイルカが、ショーデビューした。ジャンプや素早い泳ぎで来館者を楽しませている。

 イルカは雌の「ハルカ」(推定年齢14歳)と雄の「カナタ」(同3歳)。宮崎県で衰弱していたところを保護され、同館で飼育されてきた。ジャンプを練習し、一回り大きいバンドウイルカと計3頭で7月から1日2回、パフォーマンスを披露している。

 ハセイルカは四国や九州の太平洋沿岸に生息。捕獲してもショック死するなどして飼育が難しいとされており、国内での飼育例はごくわずか。ハルカは国内最長の飼育日数を更新している。同館は「珍しいのでぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。


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