【佐賀】松浦鉄道に「弱虫ペダル」 新幹線PRへ武雄市が装飾

「弱虫ペダル」のヘッドマークが飾られた車両

 西九州新幹線(武雄温泉―長崎駅間)の9月23日開業をPRするため、佐賀県武雄市は松浦鉄道(本社・長崎県佐世保市)の車両に独自の装飾を施し、鉄道利用者らに利用を呼びかけている。

 県内と長崎県内の新幹線沿線5市でつくる協議会で取り組むPR事業の一環。協議会では人気漫画・アニメ作品「弱虫ペダル」とコラボしたプロモーションを実施している。

 松浦鉄道の装飾について、武雄市は1両の車両に、作品の主人公・小野田坂道と「武雄市担当キャラ」今泉俊輔をあしらったヘッドマーク(直径63センチ)2点を設置し、PRポスター10枚を車内に貼り出した。8月9日から2023年3月末まで飾り続ける。

 有田町や伊万里市と長崎県北部を結ぶ松浦鉄道。武雄市の担当者は「沿線住民に広く新幹線の利用を促す広告効果を期待できる」と話していた。


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