【宮崎】都城の肉と焼酎を温水さんがPR 市制作の動画で

 地元で生産される食肉や焼酎が人気を集め、ふるさと納税寄付額で昨年度までに3度、全国1位に輝いた宮崎県都城市が、肉と焼酎をさらにアピールしようと、市出身の俳優温水洋一さん(58)が出演するシティープロモーション動画(36秒)を作った。市公式ユーチューブチャンネルで公開している。


都城の肉と焼酎をアピールする温水さん(右)の動画の一場面(都城市提供)

 寄付額が2015、16、20年度に全国1位となった同市。21年度も146億円で全国2位となっている。

 動画はふるさと納税の寄付手続きが増えてくる年末に向けて企画。焼酎が入ったグラスを傾けていた温水さんがおもむろにサングラスを外し、手足をすばやく動かしたり、頭を軸に回転したりする華麗なブレイクダンスを披露。

 しかし実はプロダンサーの動きに顔だけを合成した「嘘(うそ)映像」というオチで、動画に合わせた顔の映像を撮影するため逆さづりにされてヘトヘトになった温水さんが肉を食べて笑顔を見せ、「温水の首から下は偽物ですが、都城市の肉と焼酎のおいしさは本物です」との字幕が画面に表示される。

 温水さんは「大変な撮影でしたが、多くの人に見てもらい都城の肉と焼酎を味わってもらえれば幸いです」とコメント。市ふるさと産業推進局の担当者は「都城市の認知度があがり、ふるさと納税での支援につながれば」と話している。


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