【宮崎】日向市のゲストハウスにサウナを CF実施中!

 宮崎県延岡市のローカルバンブーなど2社が経営する日向市美々津町のゲストハウス「日向美々津の宿」で、裏庭にテントサウナを設置する計画が進んでいる。仕事と休暇を組み合わせたワーケーションなどで訪れる宿泊客ら向けの新たな魅力にしたい考えで、インターネットで寄付を募るクラウドファンディング(CF)で設置費用の協力を呼びかけている。


サウナの設置に向け、ゲストハウスの裏庭にはウッドデッキが設けられている

 2社はモウソウ竹を使った「延岡メンマ」を手がけるローカルバンブーと、建築設計会社のネッコ(神奈川県鎌倉市)。

 日向美々津の宿は国の重要伝統的建造物群保存地区に残る築150年の木造2階の建物の1棟を活用し、昨年4月にオープンした。できるだけ往時の雰囲気を残して改修されている。

 サウナ設置は宿泊客らにリラックスしてもらおうと企画。水風呂やウッドデッキ、休憩用いすも備え、開放的なプライベート空間を保った裏庭で利用できる。

返礼品に割引プランや延岡メンマ

 CFは来年1月10日まで行う予定で、目標額は150万円。返礼品として宿泊プランの最大30%引きや延岡メンマなどを用意する。

 ネッコの藤本陽介社長はサウナについて「別世界に入ったような美々津の町並みの雰囲気のなか、さらに魅力的な空間を満喫できるようになる」とPR。設置に関わる延岡市のグラフィックデザイナー、江口航平さんも「合宿、家族旅行などでも利用してほしい」と話している。

 日向美々津の宿は最大10人の宿泊客を受け入れており、基本料金は税込みで1泊7000円から、2人以上で宿泊する際はさらに2人目から1人につき3000円が必要。このほか清掃料金5000円も必要だ。基本料金は季節や曜日で異なる。問い合わせはローカルバンブー(080-3556-9517)へ。


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