【鹿児島】「シェラトン鹿児島」来年5月開業へ

 鹿児島市の南国殖産が同市交通局跡地に建設している外資系ホテル「シェラトン鹿児島」について、南国殖産の子会社「南国ホテルズ」(伊牟田均社長)は、来年5月中旬の開業を予定し、地元を中心に150~230人を採用することを明らかにした。


シェラトン鹿児島の完成予想図(南国殖産提供)

鹿児島で150~230人採用予定

 地下1階、19階建てで、延べ床面積は約2万4000平方メートル。計228の客室は6階から18階。最上階の19階はレストランとバーで、温泉やサウナ(5階)、宴会場・会議室(2階)なども入る。宿泊料金は階層や景観によって異なるが、2万円台以上が中心になるとしている。

 シェラトンのブランドでは国内10か所目で、鹿児島県内では初の外資系ホテル。開業に向けて12月から宿泊やレストラン、営業、ブライダルなど各部門の採用を始める予定で、未経験者や外国人を含めて幅広い人材を確保したいとしている。

 シェラトンは、約140か国・地域で8100のホテルを展開するマリオット・インターナショナルのブランドの一つ。11月28日の記者会見で伊牟田社長は「マリオットの会員1億7300万人に鹿児島の自然や食を発信し、世界の富裕層を呼び込みたい」と意気込みを語った。


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