【熊本】熊本空港国際線3年ぶり再開 ソウルから定期便

 新型コロナウイルスの影響などで運休していた熊本空港の国際線の運航が1月5日、約3年ぶりに再開し、韓国の格安航空会社(LCC)ティーウェイ航空が運航するソウルからの定期便が到着した。熊本県のPRキャラクター「くまモン」や着物姿のボランティアが乗客を出迎え、再開を祝った。


ソウルからの乗客を出迎えるくまモン(左端)ら

 県によると、同社のソウル便は日韓関係の悪化などで2019年8月に運休。その後、コロナの影響で20年3月に国際線全てが運休となった。政府の水際対策の緩和を受け、ソウル便再開の準備が進められた。

 午前11時半頃に到着した最初の便はツアー客ら約180人が搭乗。ロビーでは県職員らが横断幕を掲げ、記念品を配って歓迎した。

 ソウル便は火、木、土の週3往復。県交通政策課の緒方竜二課長補佐は「水際対策の緩和も進み、今後はインバウンド(外国人観光客)の増加も期待できる。熊本から海外への旅行客も増やしたい」と話した。


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