【熊本】宇城市がeスポーツ拠点を開設 自治体で県内初

 熊本県宇城市が、eスポーツとデジタル化の拠点「うきのば」を市役所小川支所に設けた。高性能パソコンでゲームを楽しめるほか、スマートフォンの使い方の相談も受け付ける。自治体が設けたeスポーツの拠点は県内初という。


宇城市小川支所にオープンした「うきのば」

スマホの使い方相談も

 eスポーツ用のパソコンは6台あり、パズルやアクションゲームなどをオンラインで対戦できる。高齢者の認知症予防にも役立つという。パソコンの置かれた共有スペースもあり、放課後の自習や、社会人のリモートワークに活用できる。


スペースにはゲームが楽しめるパソコンが並ぶ

 週末などにはドローン体験のイベントも開く。新年度からは常時体験できるようになる見通し。利用はすべて無料となる。

 1月20日にオープン。開設にかかった費用は約300万円。eスポーツなどに詳しい地域おこし協力隊員2人が運営にあたり、利用者をサポートする。担当者は「誰でも自由に使い、eスポーツに親しんでほしい」と話している。

 利用時間は平日午前10時~午後6時、休日午前11時~午後7時。月、火曜日は定休日。問い合わせは宇城市(0964-32-1111)へ。


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