【佐賀】シュガーロードフェア開催中 丸ぼうろ実演も

 佐賀市中心部で3年ぶりに開催されている早春の恒例イベント「佐賀城下ひなまつり」で、「シュガーロードフェア」と題した菓子の祭典が、旧古賀銀行で行われている。2月18日には丸ぼうろの製作実演があり、試食をする来場者らでにぎわった。


丸ぼうろの製作実演の様子

 周辺で菓子文化が発達したことから「シュガーロード」とも呼ばれる長崎街道にちなみ、約100種を販売。小城ようかんなどの伝統的な銘菓に加え、プリンやパンケーキなども取りそろえている。

 丸ぼうろの焼きたては、外はサクッと、中はフワッとした食感が味わえる。この日実演をした「うさぎや製菓店」の深町賢一郎さんは「お客さんの喜ぶ顔を直接見られてやりがいがある」と話した。

 奈良市から観光で訪れたパート従業員(62)は「丸ぼうろは好きなので、焼きたてをもらえてうれしい。職人さんの話を聞くこともできてよかった」と語った。

 佐賀城下ひなまつりは3月21日まで。丸ぼうろの製作実演とその試食は土日・祝日を中心に行われる。

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