【佐賀】「佐賀城下ひなまつり」佐賀市で2月11日開幕

 早春の恒例イベント「佐賀城下ひなまつり」が2月11日~3月21日、佐賀市中心部で3年ぶりに開催される。市歴史民俗館(旧福田家、旧古賀銀行など)や徴古館などにひな人形計約5000体が並び、コンサートやマルシェといったイベントも多数行われる。


「佐賀城下ひなまつり」のパンフレットの表紙


3年ぶりの開催

 旧福田家には、手織りの佐賀錦をまとった豪華な人形を展示。制作の実演が行われ、購入もできる。徴古館には、鍋島家の歴代夫人がめでた人形が飾られる。

 旧古賀銀行では「シュガーロードフェア」と題してスイーツを販売。656広場で街なかコンサート(2月11日)、パンを販売するマルシェ(同12日)、「いちごマーケット」(同19日)などが開かれる。

 佐賀城下ひなまつりは、新型コロナウイルスの影響で2020年が期間途中で終了。21、22年は中止となった。坂井英隆市長は「普段は見られない貴重なひな人形が飾られ、見どころにあふれている。これまで以上に多くの方に楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけている。


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