【熊本】県立美術館「ジブリ展」 ネコバスも見どころ!

 熊本市の熊本県立美術館本館で開催中の「ジブリパークとジブリ展」に大勢の入場者が訪れている。スタジオジブリ作品の世界観を再現した展示のほか、アニメーションの制作工程を紹介する動画など1000点以上が並ぶ。


中に入って楽しむことができる「ネコバス」

 昨年11月の「ジブリパーク」(愛知県)開園に伴い、全国5か所を巡回しており、九州では唯一の開催。制作現場を指揮した宮崎吾朗監督のスケッチ画やアニメーションの制作資料などを紹介している。KKT熊本県民テレビの開局40周年記念も兼ねる。

 会場には、2023年度中にパーク内での開園を目指す新エリア「魔女の谷」で再現される高さ約20メートルの「ハウルの城」の脚部模型なども展示される。会場入り口にある「ネコバス」は、来場者が内部に入って楽しめる。


会場に展示されている「千と千尋の神隠し」の湯婆婆(ゆばーば)

 事前予約制で3月28日まで。一般・大学生・専門学生1500円、中高生1000円、4歳~小学生600円(いずれも税込み)。午前9時半~午後5時15分。チケット入手は困難だが、キャンセルが出ることもあるという。ウェブサイトでも詳細を紹介。問い合わせはハローダイヤル(050-5542-8600)へ。


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