【長崎】遠藤周作の生誕100年記念 オリジナル切手発売

 日本郵便九州支社は、遠藤周作の生誕100年を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始めた。

 切手には、遠藤の代表作「沈黙」の舞台となった長崎市・外海地域にある市遠藤周作文学館や同館近くの「沈黙の碑」、大浦天主堂をスケッチする遠藤の写真などがデザインされている。


遠藤の生誕100年を記念したオリジナルフレーム切手(長崎市遠藤周作文学館提供)


 1シート(84円切手10枚セット)で税込み1400円。1000シート発行し、長崎県内153の郵便局や同社ウェブサイト、同館で購入できる。

 3月23日には同市の黒崎郵便局の金子修一局長らが市役所を訪れ、田上富久市長に切手を贈呈。金子局長は「長崎とゆかりが深い遠藤の魅力を知ってもらう機会につながれば」と語り、田上市長は「遠藤周作が注目されるといい」と期待した。

 同館では、これとは別のオリジナルフレーム切手も23日から発売。1シート(84円切手と63円切手が各5枚)は税込み1300円で、500シートを発行している。


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