【鹿児島】8か月で10万人突破 奄美・世界遺産センター
世界自然遺産の情報発信や環境保全の普及啓発を担う「奄美大島世界遺産センター」(鹿児島県奄美市住用町)の来館者数が4月5日、10万人を突破した。昨年7月のオープンから約8か月で大台に達した。
10万人目となったのはイギリス人の会社員、ジョアン・レニーフーバーさん。3月に来日し、4月4日から奄美大島を観光しているという。表彰状と記念品を受け取り、「とても光栄。(記念品の)往復航空券でまた奄美に来ようかな」と笑顔で話した。
センターは奄美大島・徳之島の世界自然遺産登録(2021年7月)の1周年を記念して環境省が「道の駅 奄美大島住用」の敷地内に開設。奄美の森の空間を再現したジオラマや映像などで四季折々の自然を疑似体験できる。