【宮崎】都城に新しい道の駅が4月22日にオープン!

 宮崎自動車道・都城インターチェンジ近くの宮崎県都城市都北町に道の駅「都城NiQLL(ニクル)」が4月22日正午、オープンする。隣接地にあった旧道の駅を刷新する新施設で、直販所のスペースで取り扱う肉や焼酎といった特産品、土産物などは旧道の駅の2倍の約4000点に増加。市が打ち出す「肉と焼酎」を一層アピールするにぎわいの場所となることが期待される。

「肉と焼酎」をアピール

 2001年に開業した旧道の駅は、地元の特産品PRなどを続けてきたが、施設の老朽化が進み、市が19年度から新たな道の駅を整備してきた。

 ニクルは「肉を楽しむ」「買い物に来る」「食べに来る」などをイメージして命名。約1万8100平方メートルの敷地に、平屋の本棟(延べ床面積約3200平方メートル)や休憩・情報提供施設(同約680平方メートル)などを設け、本棟にはレストランやイベント広場、複数のカフェなどが入る。事業費は約29億5000万円。


都城が誇る「肉と焼酎」などが並ぶ道の駅内の直販所

 国が選定する「防災道の駅」にも県内で唯一選ばれており、休憩・情報提供施設に自家発電施設や貯水タンクといった防災機能を備えている。

 報道機関向けの内覧会が15日にあり、運営会社「ココニクル都城」の岩崎透社長は「観光や防災、『肉と焼酎』という魅力発信の拠点。おもてなしの心で多くの方をお出迎えしたい」と語った。

 22、23日はステージイベントなどがある。両日は道の駅の駐車場は使えず、市内5か所の臨時駐車場からシャトルバスが出る。問い合わせは同道の駅(0986・38・5125)へ。


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