【大分】トリニータと宇佐市が連携 児童と農業体験など

 大分県宇佐市とサッカーJ2・大分トリニータは、地域での交流を推進しようと連携協力協定を締結した。今年度は安心院地域の佐田地区の小学生らと農業体験に取り組むなどする。

 市によると、両者は2009年、トリニータの応援や地域振興などを目的に協力協定を締結していたが、今回、より連携を深めようと締結し直すことにした。今回の協定には、市がトリニータを長期継続的に支援することや、トリニータが市の掲げるまちづくりの目標実現に協力することなどが盛り込まれている。

 佐田小で6月上旬、協定の締結式が行われた。是永修治市長は、現在、海外リーグで活躍する岩田智輝選手らが同市出身で、大分トリニータで経験を積んだことなどを踏まえ「宇佐市とトリニータは特別な関係にある。さらに関係が深まるよう努力したい」とあいさつ。

地域交流推進へ

 小沢正風社長は「宇佐市はクラブにとって非常に大事な地域だ。皆さんに愛されるクラブになれるように頑張りたい」と話した。

 クラブの関係者と児童らは今後、一緒に稲刈りを行う予定。ホームゲームの観戦や選手との交流イベントなども予定している。


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