みやま市観光協会(福岡県)は、2016年から年2回開催してきた体験型イベント「みやまぶらり旅」について、「つきなみ旅」に名称変更し、その土地でしか体験できない歴史や文化などのプログラムに特化した内容に一新した。5月下旬から7月下旬にかけて11の体験プログラムを開催する予定で、参加者を募っている。
プログラムを一新
ぶらり旅は、ものづくりなどの分野で活躍する市民らが講師となり、年2回それぞれ3か月ほど開催。多い時で約20の体験プログラムを用意し、計約400人が参加する人気ぶりだった。開始から10年近くになるのを機に、よりみやま市らしさを前面に出した内容に見直したという。
イベント名の「つきなみ」は、市民の暮らしが有明海の干満など月の影響を受けてきたことを「月波」と表現し、月々に行うという「月並み」の意味も込めた。将来的には開催頻度を増やしたい考え。
申し込みはウェブサイトか電話、ファクス、市観光協会の窓口で。問い合わせは同協会(0944-63-3955)へ。
◆プログラムと開催日
【5月】みやまでオルレ体験(25日)▷400年の花火の歴史に迫る旅(同)
【6月】蛍丸伝承歴史巡り(1日)▷有機発酵でつくる山門の高菜漬け(2日)▷老舗味噌(みそ)・醤油(しょうゆ)屋で味噌作り体験(8日)▷みやま市は古代の女王たちの都!!(15日)▷「ととのう」酵素ドリンク作り(30日)
【7月】「あんこ餅雑煮づくり体験」と地元の旬野菜バイキング!!(7日)▷伝統神事「大人形さん」ってどんなお祭り??(24日)▷樟脳(しょうのう)工場見学とアロマスプレー作り体験(27日)▷酒蔵見学と蔵麹(こうじ)で甘酒体験(28日)