約450年の伝統を誇る福岡県田川市の風治(ふうじ)八幡宮の祭り「川渡り神幸祭」が、5月18、19日に開かれる。同八幡宮と運営を支援する「まつりIN田川実行委員会」が9日、概要を発表した。
祭りには、最大で高さ約13メートル、重さ約5トンの幟山笠(のぼりやまかさ)11基が参加。初日に同八幡宮から彦山川対岸のお旅所へ渡る「お下り」では、当番区の鉄砲町から順に川へ入り、山笠を前後に激しく揺らす「がぶり」などを披露する。今年から日よけがある有料観覧席(1500円)を再開し、各日200席を設ける。
問い合わせは同八幡宮(0947・42・1135)へ。