【大分】シマアジ!イカ! 佐伯のグルメを味わうフェア

 大分県佐伯市内の飲食店14店舗が旬のシマアジやケンサキイカなどを使って開発した料理を味わえる「鶴見のうまいもんフェア夏の陣 夏イカとシマアジFair~夏潮グルメを食べ尽くせ~」が開催されている。8月31日まで。

旬を味わい尽くせ!


旬を迎えたシマアジとイカをPRする佐伯市職員


 市によると、養殖シマアジの生産量で、大分県は愛媛県、熊本県に次ぐ全国3位。県内で養殖シマアジの100%を生産する佐伯市は、市町村単位では全国トップクラスの産地で、鶴見市場では2021年に27トンが水揚げされた。

 シマアジは、アジ科の中でも高値で取引され、すしネタとしては西日本で最上級の魚とされる。うまみが強く、刺し身や塩焼き、煮付け、吸い物もおいしいという。

 佐伯湾では夏の夜、ケンサキイカなどを狙うイカ釣り船のいさり火を見ることができる。集魚灯で集められ、疑似餌で釣られるケンサキイカは鶴見市場で21年に15トンが水揚げされた。

 細長い筒状の「筒イカ」でも最高級のうまさを誇る高級イカとされる。身は軟らかく、ねっとりした食感で甘味が強いので、すしや刺し身で食べれば甘味を楽しめるし、焼けば軟らかな食感に仕上がるという。

刺し身、天ぷら、ソテーも

 フェアは、鶴見地域の3店舗と、同市中心部のうまいもん通りの11店舗で実施されている。刺し身のほか、店によっては、すし、天ぷら、ソテーといった料理を楽しむこともできる。

 問い合わせは、市鶴見振興局内の鶴見地域創生支援協議会事務局(0972-33-1111)へ。


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