【佐賀】「にじゅうまるプリン」完成 特産かんきつ使用
佐賀市の菓子会社「北島」は、佐賀県が約20年かけて開発したかんきつの新品種「にじゅうまる」を使った新商品「にじゅうまるプリン」を開発した。8月25日の発売を前に、同社の香月道生代表取締役と、弟の務常務が23日に県庁を訪れ、山口祥義知事においしさをPRした。
知事試食「夏の定番に」
同社によると、2種類の生クリームを使ったミルクプリンに、鮮やかなオレンジ色のにじゅうまるのソースをかけた商品。昨春から構想に入り、ソースとプリンが引き立て合い、甘みと優しい酸味のバランスが取れた味に仕上げた。
香月代表取締役は「にじゅうまるの味をそのままソースに閉じ込めた」と説明。試食した山口知事は「にじゅうまるとプリンが絶妙なハーモニーでおいしい。夏の時期の定番にしてほしい」と語った。
価格は税込み500円。25日午前10時から、佐賀市の白山本店やJR佐賀駅店など県内7店舗で、限定1200個(1日100個程度)を販売する。