【鹿児島】イセエビ豊漁! 「阿久根伊勢えび祭り」開催

 鹿児島県阿久根市近海のイセエビが8月21日の漁解禁以降、ほぼ毎日水揚げされ、最盛期を迎えている。大きいもので1.5キロほどあり、県内のほか、遠くは関西まで出荷される。


阿久根市の近海で捕れたイセエビ


 北さつま漁協地方卸売市場(阿久根市)では9月12日午前6~7時頃、漁師たちが早朝に捕ったイセエビを運び込むと、漁協関係者が大きさごとに分けて重さを量り、水槽に入れていた。1日に100~200キロ捕れ、1キロあたり5000円前後で取引されるという。

 同漁協事業部長の倉津義文さん(58)は「漁場の餌が豊富で味が濃く、プリッとした食感が特徴」と話していた。

 市内の飲食店10店舗では10月末まで、活(い)き造りや味噌(みそ)汁などを提供する「阿久根伊勢えび祭り」を開催。店舗やメニューは市観光サイトで紹介している。問い合わせは各店や市商工観光課(0996ー73ー1114)へ。


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