福岡空港を運営する福岡国際空港(FIAC)は3月27日、増改築が完了した国際線ターミナルビルの報道向け内覧会を開いた。免税店エリアを従来の4倍に広げて出店するブランド数を5割増やしたのが特徴で、2025年度の免税売上高を前年度と比べ25%増やしたい考えだ。28日に開業した。
免税店エリア 4倍に
免税店エリアの延べ床面積は約6000平方メートルとなり、出店するブランドは新たに45増えて計129ブランドとなった。
ターミナルビルではこのほか、地元のうどん店など8店が営業するフードコートも新設した。FIACの鰺坂裕子・国際施設開発推進部長は「また利用したいと思ってもらえるような空港を目指していく」と力を込めた。