【大分】宇宙食で大分名物PR 県がレシピや動画公開へ

 大分県は、大分の食などをPRする「UCHU no OITASE(ウチュウノオイタセ)」開発プロジェクトを始めた。大分の食を使った宇宙食の試作品のレシピ開発などを通じ、魅力を発信する狙いだ。


大分県が公開している「宇宙ノオンセン卵」のレシピを紹介する動画の一場面(県提供)

 県が大分空港で取り組む「宇宙港」構想と温泉を絡め、2021年度に始めたプロモーション企画「宇宙ノオンセン県オオイタ」の第3弾。

 里帰りすることになった公式PRキャラクター「宇宙人U」が、母星の仲間に味わってもらうため、田北調理師専門学校(大分市)の学生らの協力で、大分名物をベースにした宇宙食を作るという設定。「大分」と「おもたせ(お土産)」を組み合わせ、ウチュウノオイタセと銘打った。


 今回はまず、同企画の公式ホームページで竹田市産サフランを使った「宇宙ノオンセン卵」のレシピを紹介する動画を公開。今年度中に計11種類のレシピと計4本の動画の公開を予定している。

 また、9月24日までにX(旧ツイッター)の公式アカウントをフォローし、キャンペーンの告知ポストをリポストした人を対象に、抽選で30人にオリジナルグッズをプレゼントする。ウチュウノオイタセとして開発してほしい県産品をコメントし、引用をした人は当選確率が上がる。

 県広報広聴課の柴北友美課長は9月8日の記者会見で、「温泉だけではなく、大分の食の魅力を知ってもらいたい。わき上がる温泉の様に熱く取り組んでいく」と意気込んだ。


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