【大分】別府に光のアート登場 「ウォータータワー10」

 米国出身のアーティスト、トム・フルーインさんの日本初となる作品「ウォータータワー10」(高さ約7メートル、幅約3メートル)が大分県別府市の北浜公園に設置された。日没から午後11時までLEDで内部から照らす仕組みで、昼夜問わず楽しめる。


別府市の北浜公園に設置されたフルーインさんの作品(左奥は別府タワー)


 芸術イベントを手がける「混浴温泉世界実行委員会」(別府市)が、半年ごとに1組のアーティストを別府市に招聘(しょうへい)し、4年間で八つの作品を制作するプロジェクトの第3弾。県内で感染症対策として使われていたアクリル板や看板を再利用した。


 9月下旬に点灯式があり、フルーインさんは「わくわくしながら制作に当たった。とてもうれしく誇りに思う」とあいさつ。式終了後、報道陣に対して「公共性が高くて色々な人の目に留まるすばらしい場所。見て楽しんでほしい」と話していた。


advertisement