【鹿児島】鹿児島銀行｢Payどん｣を地元で共同利用へ！

PayどんをPRする鹿児島銀の松山頭取(右端)ら

　鹿児島銀行と南日本銀行、鹿児島相互信用金庫は10月12日、鹿児島銀が開発したスマートフォンの決済アプリ「Payどん」を16日から共同利用すると発表した。地域で競合する金融機関が共通の決済アプリを使うのは異例で、自治体の地域商品券などで活用してもらい、会員数を現在の2倍の25万人に増やすことを目指す。

地元2機関が参加、会員数を倍増へ

決済アプリのPayどん

　Payどんは、鹿児島銀が2019年に始めた。会員数は約12万人で、県内のコンビニや飲食店など約1万5000店で使える。共同利用により、それぞれの金融機関の口座で決済できるようになる。来年4月に鹿児島信用金庫も加わる予定だ。

　鹿児島銀の松山澄寛頭取は記者会見し、「地域を限定し、（地域金融機関の）強みを生かして加盟店を増やしたい」と話した。

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