【佐賀】開港25年 佐賀空港の定期便利用者1000万人に

 開港25周年を迎えた佐賀空港(佐賀市)の定期便利用者数が1000万人に到達し、10月27日、記念セレモニーが開かれた。全日空の羽田便から降りてきた搭乗者に、県産米の「さがびより」や有明海特産のノリなどが入った記念品が配られた。


クラッカーを鳴らして祝福する出席者たち

 セレモニーには、県地域交流部の山下宗人部長や全日空佐賀支店の中嶋章人支店長らが出席。山下部長が「まだまだ通過点。さらに素晴らしい空港になるよう力を尽くしていく」とあいさつし、搭乗者の代表として東京から佐賀市内の実家に帰省する看護師(46)の家族に記念品が手渡された。

 その後、クラッカーを鳴らして祝福したり、記念撮影したりした。

 三木さんは「子どもたちが赤ちゃんの頃から利用していた空港。利用者が1000万人になったことに驚いているし、うれしい」と喜んでいた。

 佐賀空港は1998年7月28日に開港。2018年度は国内線と国際線を合わせて、過去最高の計81万8996人が利用した。新型コロナウイルス禍で減便や運休があったものの、羽田便のほか、国際線の台北、上海、ソウル便が就航している。


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