【佐賀】2023バルーンフェスタ開幕! 秋の空に熱気球

 佐賀平野の秋空を彩る「2023佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が11月1日、佐賀市で開幕した。主会場の嘉瀬川河川敷では午前7時半頃、機体が飛び立つと、訪れた人が手を振ったり、写真に収めたりしていた。


観客が見守る中、次々と飛び立つ熱気球

 河川敷には早朝から多くの人が詰めかけた。初めて足を運んだという福岡県直方市の看護師、山中麻紘さん(22)は「土手の上から、満足できる写真を撮ることができた」と一眼レフのカメラを手に話した。夫婦で訪れた白石町の大工、伊東正義さん(73)は「膨らんだバルーンを畳むところを初めて見ることができ、感動した」と笑顔だった。

海外16か国・地域からも集まる


フライトの準備をするウクライナのチーム

 今年は新型コロナウイルスの影響で休止していた海外選手の受け入れを再開し、4年ぶりの本格開催となった。大会組織委員会によると、アメリカや韓国など16か国・地域から125機が参加する。2016年以来の参加というウクライナのブラディスラブ・クリメンコさん(49)は「佐賀でのフライトは本当に素晴らしかった」と語った。

 同委員会は5日までの期間中、80万人の来場を見込んでいる。


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