【大分】「進撃の巨木」を日田で植樹 作者の諫山創さんら

 テレビアニメ「進撃の巨人」の放映開始10周年を記念した植樹式が11月18日、原作者・諫山創(はじめ)さんの出身地、大分県日田市大山町の田来原(たらいばる)美しい森づくり公園で行われた。アニメは2013年に始まり、今月完結したばかり。諫山さんは「これから先、皆さんに『進撃の巨人』を思い出していただく場所になればうれしい」と謝辞を述べた。


あいさつする諫山さん


 日田市と地元企業などでつくる「進撃の日田まちおこし協議会」(稲葉孝政会長)が企画。アニメにも登場した「あの丘の木」にちなんで、広場の高台に高さが5メートルを超えるメタセコイアを植えた。


主人公の声優も参加

 式典には主人公のエレン・イェーガーを演じた声優の梶裕貴さんも駆けつけ、「この場所が新たな『聖地』の一つとして愛され続けることを祈っています」と話した。

 同市内では同協議会がけん引役となり、「進撃の巨人」にあやかった地域おこしが進む。諫山さんはセレモニー終了後、報道陣の取材に応じ、「日田は自分が18歳まで過ごした所。(地域おこしの)きっかけになれたのであればうれしい」と語った。

 諫山さんはこの日、同町で行われたトークショーにも梶さんとともに出演した。


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