【山口】「日本の画家たち展」が開幕 周南市美術博物館

 日本の近代画家の名画などを紹介する企画展「見のがせない! 日本の画家たち展」(読売新聞社など主催)が11月22日、山口県周南市の市美術博物館で開幕した。市出身の写真家・林忠彦(1918~90年)が撮影した画家の写真と名画を楽しめる。来年1月21日まで。


東郷が描いた作品と林が撮った写真が並ぶ会場

 昭和初期のモダンアートの巨匠として知られる洋画家・東郷青児(1897~1978年)の女性像「ヴァイオレット」など、56人の作品や写真など計107点を展示。このうち20人の写真は、林が画家たちの表情や創作活動の姿を捉えている。

 画家が自身を描いた肖像画と、林が撮った肖像写真の展示もあり、担当する松本久美子学芸員は「違いを見比べて巨匠の人物像や作風に思いをめぐらせてみてほしい」と話している。

学芸員のギャラリートークも

 月曜日と年末年始、来年1月9日は休館。一般1200円、大学生1000円、18歳以下無料。11月25日、12月17日、来年1月8日午後2時から、学芸員によるギャラリートークもある。問い合わせは同館(0834-22-8880)へ。


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