【大分】事務いすで2時間滑走!県内初の「いす-1GP」
キャスター付きの事務いすに座って特設コースを周回し、その数を競う「いす-1GP(グランプリ)大分鶴崎大会」が11月26日、大分市鶴崎であった。
31チームが「ガラガラ」競う
実行委員会によると、同様の大会は全国各地で行われているが、大分県内では初めてという。参加者は3人1組でチームを作り、メンバーを交代しながら2時間、法心寺周辺に設けられたコース(1周200メートル)を滑走。レースが始まると、参加者はいすに座った状態で地面を勢いよく蹴り、周辺には「ガラガラ」という音が響いた。
県内外の企業・団体の計31チームのうち、九州大の学生らで作るチーム「鶴崎の中心で事務椅子と叫ぶ」が124周を記録して1位に輝いた。
沿道では多くの観客らが声援を送り、渕貴史委員長は「声援は参加者たちの力になったと思う。地域の団体などと連携しながら今後も大会を続けていきたい」と話した。