久留米絣の工房を巡るイベント 筑後市で6月7、8日に実施

 福岡県筑後市内にある久留米絣(かすり)工房を巡りながら、伝統の技術や魅力を実感したり、商品をお得に購入したりできる「第44回絣の里巡りin筑後」が6月7、8日、同市で開かれる。

第44回絣の里巡りin筑後


「絣の里巡り」をPRする工房の関係者ら

 筑後地区には約20の久留米絣の工房がある。筑後市内にも多くの工房があり、1995年から、期間限定で年に1~2回、各工房を一般開放している。

 今回は、市内の5工房が参加。織元の詳しい説明を聞きながら工房内を回る見学会が7日午後に「かすり西原」と「久留米かすり池田絣工房」、8日午後に「久保かすり織物」と「藍華 田中絣工房」で開催。参加費は2000円で、参加者には土産もある。各工房の見学は自由にできる。

 小型の木枠を使って手織りのコースターを作るワークショップは、久留米かすり池田絣工房で7、8日に計5回開催。参加費は2600円。

 「ギャラリーむつこ」を加えた各工房では、もんぺや反物、ストール、小物などを販売。糸のプレゼントや、野菜やスイーツ、コーヒーなどの販売もある。

 7日正午、熊野神社参道では、久留米大の“絣藍(アイ)ドル”「あいくる」の7人が絣の衣装を着てファッションショーを行う。

 予約制の見学会とワークショップの申し込み、問い合わせは、イベント実行委員会事務局の筑後市観光協会(0942-53-4229)へ。


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