【佐賀】五輪メダリスト石川佳純さんが基山町で卓球指導
元卓球女子日本代表で五輪3大会連続メダリストの石川佳純さんが、佐賀県基山町の町総合体育館で県内の小学1~6年生約70人に卓球の実技指導をした。
卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝えようと、現役を引退した石川さんが各地を回っている「47都道府県サンクスツアー」の一環。九州では福岡、鹿児島県に続く3番目の開催で、基山町が来年の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会で卓球の開催地になっていることを記念し、町などが12月10日に開いた。
石川さんは子どもたちの手を取るなどしながら、ラケットの振り方やステップを熱心に指導。「(ボールがラケットに)当たる瞬間を速くして」「常に足を動かし続けるように」などとアドバイスした。
佐賀市の小学4年の男子児童は「石川さんは動きがとても速かった。教わったことを練習に生かして、強い選手になりたい」と話していた。