大牟田・熊野神社の「ともだちや」御朱印帳がカワイイ
福岡県大牟田市鳥塚町の熊野神社は、同市出身の絵本作家・内田麟太郎さん(82)の人気シリーズ「ともだちや」の挿絵が描かれた御朱印帳とお守りを作った。2024年1月1日から授与する。
「ともだちや」は、寂しがり屋のキツネがお金をもらって友だちになる物語で、小学校の道徳や国語の教科書にも掲載された絵本。同神社権禰宜(ねぎ)の江崎義訓さん(28)が、大牟田を盛り上げたいとの思いで出版社を通じて内田さんに話を持ちかけたところ、快諾を得たという。
同神社は533年に地元の豪族の鎮守神として創建された南筑後地域の古社。「国生みの神」のイザナギノミコトとイザナミノミコトが祭神で、市内外から多くの参拝者が訪れる。
主人公のキツネが描かれた御朱印帳(1600円)は350冊、キツネとオオカミの絵のお守り(800円)は300個の数量限定で、1日午前9時頃から授与を始める。
江崎さんは「『ともだちや』は親子一緒に楽しめるし、新しい年を友だちと仲良く過ごしてほしいとの願いも込めた」と参拝を呼びかけている。問い合わせは同神社(0944ー53ー0137)へ。