【山口】クルマエビ「大きく育った」 宇部で出荷ピーク

 お歳暮や年末年始の食材として人気のクルマエビを出荷している宇部車海老(くるまえび)養殖場(山口県宇部市東岐波)で、出荷作業が本格化している。ピークは12月下旬までという。


クルマエビの出荷作業が続く養殖場


 同養殖場では、毎年6月下旬頃から紫外線で殺菌処理した海水の池で養殖し、年間約20トンを出荷している。今季は夏の猛暑に備えて稚エビを減らしたため、創業から約60年で最も大きく育ったという。

 連日、エビを生きたまま、おがくずと一緒に箱詰めする作業を行っており、全国に発送する。酒井幸男場長(56)は「大きいからこその食感や味を楽しんでもらいたい」と話している。

 価格は税込みで4320円(Lサイズ8匹前後)~1万4040円(2Lサイズ20匹前後)。予約、問い合わせは同養殖場(0836ー58ー2250)へ。


advertisement