【熊本】香り豊か晩白柚風呂 八代・日奈久温泉で始まる

 熊本県の八代地方特産で世界最大級のかんきつ類とされる晩白柚(ばんぺいゆ)を湯船に浮かべた「晩白柚風呂」が12月16日、八代市の日奈久温泉街で始まる。同温泉旅館組合の主催で、旅館やホテルなどの計9軒で実施する。


晩白柚風呂をPRする女性ら

 今回で24回目。冬の風物詩として定着し、県外からの来客も多い。老舗旅館の「金波楼(きんぱろう)」では14日、直径約20~25センチ、重さ3キロ前後の大玉10個を浮かべた風呂に親子連れが入り、一足早く甘酸っぱい香りを満喫した。松本啓佑組合長(43)は「美人の湯と言われる温泉で香りとリフレッシュ効果を楽しんで」と呼び掛けた。

 期間は2024年1月、金波楼は同3月まで。2軒は宿泊客限定。入浴料は350~500円など。問い合わせは同温泉観光案内所(0965ー38ー0267)へ。


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