【長崎】「美食都市」に雲仙市 食で人々をひきつける街

 雑誌「料理王国」と、食文化を生かしたまちづくりを考える「美食都市研究会」(会長=橋爪紳也・大阪公立大特別教授)が創設した「美食都市アワード」の受賞5都市の一つに、長崎県雲仙市が選ばれ、同市で授賞式が行われた。


美食都市アワードの賞状を手にする橋爪審査委員長(左)と雲仙市の金沢市長

 同賞は、欧米を例に、美食の面から都市間競争を促そうと今年度に創設された。橋爪会長が審査委員長を務め、審査委員推薦の計51都市から、初代受賞都市として、雲仙市、帯広市(北海道)、金沢市、鶴岡市(山形県)、京丹後市(京都府)を選んだ。

野菜に魅せられシェフ移住

 雲仙市は、在来野菜の作り手の岩崎政利さんら有機農家と、その野菜の味にひかれて全国からシェフが移住したことで、食で人々をひきつける街へと進化したことが評価された。

 授賞式で橋爪審査委員長は「蒸し料理、小浜ちゃんぽんなどのユニークな郷土料理も評価点。食で人をひきつけるまちづくりを他都市にも広めてほしい」と述べた。

 賞状とトロフィーを受け取った金沢秀三郎市長は「受賞をPRするとともに、生産者やシェフとの連携を深めて雲仙の食の魅力をさらに進化させる」と意気込んだ。


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