【山口】萩の道の駅に地酒専門店が登場 6酒造の800本
地域ブランドを保護する国の「地理的表示(GI)」指定を受けた清酒を造る山口県・萩地域6酒蔵の地酒専門店「萩と酒。」が10月、萩市椿東の道の駅「萩しーまーと」にオープンした。生酒や濁り酒など40種以上、約800本をそろえ、観光客らに好評だ。
岩崎酒造、岡崎酒造場、澄川酒造場、中村酒造、八千代酒造(いずれも萩市)と阿武の鶴酒造(阿武町)の6酒蔵の地酒で、販売を後押ししようと道の駅を運営する「ふるさと萩食品協同組合」が17日に開業した。
米のうまみやフルーティーさが特徴
組合によると、6酒蔵の地酒はふくよかな米のうまみやフルーティーな味わいが特徴。季節限定の清酒もあり、1本720ミリ・リットル入りで1500~2500円の価格帯が売れ筋という。店内では地元で水揚げされたタイ、ヒラマサ、ケンサキイカを調理したおつまみも販売している。
道の駅の山口泉駅長は「刺し身など魚の味が引き立つ萩の地酒をぜひ購入してほしい」と話している。問い合わせは道の駅(0838-24-4937)へ。