【大分・宮崎】「日豊海岸岩ガキまつり」8月末まで開催中

 夏に旬を迎える岩ガキが堪能できる「日豊海岸岩ガキまつり」が、大分県佐伯市と宮崎県延岡、日向両市、門川町の計18店舗で開かれている。8月31日まで。


まつりをPRする3市1町の関係者


 3市1町は山や川、海が入り組んだ「リアス式海岸」の日豊海岸に面している。共通する特産品を使って観光と水産業の振興につなげようと、各市町の観光団体が共同で開いて11年目に入った。宮崎県内は5月1日、佐伯市は9日に始まった。


 ミネラル豊富な日豊海岸の岩ガキは、一般的なものより大粒で濃厚な味わいが特徴。佐伯市内の7店舗は、同市蒲江、鶴見地区で育った天然ものや、殻は小ぶりながら身の詰まった養殖ものの料理を提供している。


天然の岩ガキ(佐伯市の「民宿・海業まるに丸」で)


 8日、同市蒲江の「民宿・海業まるに丸」でお披露目会があり、冨高国子市長らが蒸した天然岩ガキなどを試食した。同店は食事のみ(要予約、3850円から)も対応している。


 同店を営む水産会社・丸二水産の橋本豊義さんは「夏にかけてどんどん身が大きくおいしくなる。多くの人に味わってほしい」と話した。

 期間中、伊勢エビや干物などが当たるキャンペーンもある。問い合わせは佐伯市観光案内所(0972-23-3400)へ。


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