【鹿児島】赤ちゃんコアラが袋の外に 平川動物公園で

 鹿児島市の平川動物公園コアラ館で今年4月に生まれた赤ちゃんコアラが母親の袋から出てくるようになり、愛嬌(あいきょう)のある姿が訪れた人たちを楽しませている。


袋から出て母親にしがみつく赤ちゃんコアラ(下)(平川動物公園提供)

 父親のアーチャーと母親のキボウ(共に6歳)との間に生まれた赤ちゃんは雄で、体重は500グラム前後(11月22日現在)。10月28日にキボウのおなかの袋から出てくるのが確認された。袋内で過ごすこともあるが、外に出ている時はキボウのおなかに抱きついている姿が見られるという。

 同園のコアラの飼育数は21頭。飼育展示課の桜井普子課長は「今のところキボウに似ていて、元気に育っている。かわいい姿を見に来てほしい」と来園を呼びかけている。


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