小惑星の名称は「Meizen」 久留米市の明善高にちなんで 

2026.02.25

 1993年にアマチュア天文家によって発見された太陽系の小惑星が、福岡県久留米市の県立明善高にちなんで「Meizen」と名付けられ、2月24日、同高で命名式が行われた。

アマチュア天文家が発見


命名式で記念撮影する渡辺さん(右から3人目)ら

 小惑星は、火星と木星の間にあり、直径は推定約3.3キロ。札幌市の天文家・渡辺和郎さん(70)が93年9月に見つけ、2002年に3万7626番目の小惑星として登録されたが、その後、固有名が付けられないままになっていた。

 渡辺さんはこれまでに800以上の小惑星を発見し、日本に関係する地名や人名を国際天文学連合(本部・パリ)に提案して名付け親になってきた。60年以上の歴史を持つ同高天文部(現・地球惑星部)のOBで、地元選出の古賀之士参院議員が、20年来の交友関係がある渡辺さんに提案を依頼し、昨年11月に同連合の命名組織の会報で発表された。

 命名式では、渡辺さんから中島敦雄校長と同窓会の内村直尚会長に命名額が手渡された。その後、渡辺さんが小惑星発見の歴史などについて講演し、「いつかMeizenまで行くことができる時代が来るかもしれない」と語った。

 地球惑星部部長の中村太陽さん(17)は「母校の校名が小惑星に名付けられたことは大きな誇り。Meizenを観測して卒業したい」と話した。


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